僕の顔をお食べーー
アグニはアンパンマンだった。
ジャムおじさんいらずの自家製焼きたて。
と、思ったらまさかの公式設定だった。
⬇︎
──そもそも「ファイアパンチ」は、どういった着想からスタートしたのでしょう。
「アンパンマン」からヒントを得ました。こんなことを僕のようなペーペーが言うと、偉ぶっている感じになってしまうかもしれないんですが(笑)、売れるマンガを描きたいと思っていたんです。ただ僕は放っておくと感覚的に物語を作ってしまうので、「戦略的に描いてみよう」と、いろいろな作品を研究してみて。その中で今も長く愛されている作品って、「ドラえもん」「サザエさん」「アンパンマン」かなって思ったんです。その中でも「アンパンマン」は海外では奇抜だって言われているらしくて。
「ファイアパンチ」第1話より。
──どういったところが?
自分の顔を分け与えて食べさせる部分が、あまり海外にはない発想みたいで。その話が面白くて、「アンパンマン」を軸に話を作ってみようと思ったんです。そこから飢餓にあえぐ村で、自分の肉を村人に分け与えるっていう設定が生まれて。あとアンパンマンの必殺技がアンパンチなので、そこからファイアパンチっていう言葉が出てきました。で、ファイアパンチっていうくらいだから、寒い世界にしたほうが、炎が目立つだろうと思って。
「ファイアパンチ」第1話より。
──ファイアパンチという言葉は、そのままタイトルにも使用されていますね。最初に予告でタイトルだけを目にした際は、「ヒーローものなのかな」と思っていました。
ちょっと印象が違いますよね。ただ今後の話の中でも、ファイアパンチは重要なワードになってくるので、僕と担当さんの中ではほぼ異論なく「『ファイアパンチ』でいこう」という話になっていました。あと主人公のアグニは、アンパンマンの頭文字「ア」から考えたmんです。ちなみにドマはドラえもんの「ド」、サンは「サザエさん」の「サ」からです(笑)。
藤本タツキインタビューより抜粋
この調子だとドマ(生きてるの?死んだって言ってたけど……王大人も死亡確認してないからなあ)が4次元ポケット的ななにかから便利グッズ出してきたり、サンがうっかり財布を忘れる展開もあるんだろうか?
この世界に財布って存在するのかな?誰がサザエさんみてぇな髪型だぁああ?
サンは義足がもらえるっぽい。関節があって良かった。
ハイテク義足でパワーアップかな?
サンは自家発電(エロい意味の隠語じゃない)できるので、いろんなギミックが可能だよね。スゴいやつよろしく。
アグニを神と崇める腹ペコ人間たち、あわせておよそ680人。
かれらに何かを食べさせないといけない。
何かっていったら、アグニには自らの肉しかないよね。
1話では腕だったのが顔になってまさにアンパンマン。
アグニ教としては、聖体拝領でもあるのかも。聖体に模したパンじゃなくてそのまんま人肉だけど。
(聖餐Wikipedia )
期待は勝手にされるもの。
期待に答えるか答えないかは自由だけど、こたえなければがっかりされて、期待してたのにって怒られる。
トガタの厭世な態度の一因が垣間見えるセリフ。
これまでの長い人生で、どれだけ「がっかり」され続けてきたのか。「がっかり」してきたのか。
トガタが「氷の魔女」の存在をアグニから聞いたときの反応。
この反応は、トガタ、自称氷の魔女を知ってるんじゃない?
氷の魔女の正体がなんなのか、気になるなあ。
ネネトやトガタが「再生の核」についてフツーに会話しているのもポイントだよね。
祝福って、核があるもんだったの?ドラゴンボールのセルみたいなかんじ?
そこを燃やさないように注意して切り離して、そっちから再生したら燃えてないアグニになれるってことなの? そしてその核がどこにあるかトガタはわかってるの?
わかっていて、今は面白さ優先で燃え続けてもらってるってことなのか。
うーん、すごい。
そして今回も名前が判明しなかったビッチちゃんとマスクおっさん、変態パンツ仮面。
変態パンツ仮面は寒くないからあの格好ってわけじゃないみたいですね。
じゃあ、なんでパンツ一丁なんだ?
わけわからん。
トガタ久しぶりなオナニー発言。
アンパンマンと違って顔をちぎれないアグニをぶった切るのに飽きて、オナニーしたくなるっていう。
鉄格子でマスターベーションしたくなる徐倫といい、何がきっかけでもよおすか謎な女性キャラクターたち。
トガタに痛い気持ちになって欲しくない、っていうアグニの言葉は、やっぱり妹ルナを想起するからなのかな?
まさかのトガタルート(恋愛感情)だったらビックリなんだけど。