なんかね。
不謹慎かもしれないんだけど、いや、絶対に不謹慎なんだけど、泣きそうな気持ちと、笑っちゃいたくなるような気持ちと、さみしさと、さみしくなんかないって気持ちが、混ざってるんだ。
小学生の頃、りぼんを毎月買ってもらってて。
わたしはちびまる子ちゃんといっしょに小学生だった。
はまじやたまちゃんと、小学生だった。
何度も繰り返し読んで笑っていたからか、ちびまる子ちゃんのふろくで遊んだからか、あの飾り枠やひよこや花を真似してお絵描きしまくっていたからか、わたしには本物の幼なじみのような気がするんだ。
永沢くんや花輪くんやまる子と、ススキの穂を持って秋の道を歩いた気がする。
薄いカルピスを飲みながら、花輪くんちならもっと濃いんだろうなって、イシシって笑いあった気がするんだ。
もものかんづめも、さるのこしかけも、富士山も、読んだ。
エッセイも、コジコジも、毒だらけ。
さくらももこって、ちびまる子ちゃんって、ちっとも善人じゃないよね。
最高に面白いけど、ちっともいい人じゃない。
とんでもない人だよ。
最近のアニメで見るちびまる子は、優しくてふしぎな気がする。
わたしの知っているまる子は、ろくでもないから。
むちゃくちゃで、もっとずっと面白いヤツだから。
そうか。
もういないのか。
へんなキノコのドリンク飲んだり、じぶんのおしっこ飲んだりしないのか。
おかしな気分だよ。
まだいそうなのにな。
やっぱり、ちょっとだけ、泣けてくるね。
りぼんで読んでた
きみとぼくで読んでた
エッセイも爆笑
雑誌なのかムックなのかわけがわからない
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