『鬼滅の刃』を読んでてふと思い出しましたが、わたしの腕には痣があります。
生まれつきのアザです。
赤紫色で、風呂上がりには鮮紅色になります。
詳しく調べたことはないけれど、たぶん血管腫です。
ネットでググった感じだといちご状血管腫に似てます。
長袖を着ないと隠れない範囲にあるのでまあまあ目立つせいか、今までの人生で何回も(何十回か何百回か?)指摘されてきました。
「どうしたの?ぶつけたの?」「痛くない?」みたいな聞かれ方。
興味本位というよりやや心配の気持ちが優っているのかな?
聞かれるのは交友関係初期のパターンが一番多いけれど、買い物に行ったお店の店員さんや、通りすがりの人にも言われたことがあります。
打撲痕に見えるのでしょう。
そのたびに「痛くないです。どこにもぶつけてない。生まれつきあるアザなんです」と返してきました。
事実を述べているだけなのですが、そう返すと「悪いこと聞いちゃった…」というようなバツの悪そうな申し訳なさそうな顔をされることもあって、なんだか妙な空気になったりすることも。
慣れてるし、なんとも思ってないんですけどね。
だからわざわざ隠していません。
夏場はふつうに半袖を着て、(祭りの神ほどじゃないけど派手に)痣を出してます。
普段は痣があることなんて頭から抜けている(意識してない)のです。
腕に痣があることが普通すぎて、ひとに言われたときに存在を思い出すような付き合いをしています。
不便といえば、色だけでなく凹凸もあるのでムダ毛処理がしづらいこと、永久脱毛の施術(レーザーの光をあてること)が不可能だったことくらいでしょうか。
機会があれば
「痣者なんです……縁壱とおなじ……生まれつきの痣もちです……(暗黒微笑)」
厨二病全開で言ってみたいものですが、最近は新たな人間関係を築いていないせいか、他者との接触が少なすぎるためか、はたまたデリケートな質問はしないのがマナーという社会情勢になったせいか、とんと痣について聞かれることも無くなっているのでした。
アラフォーの幽☆遊☆白書直撃世代としては痣のある腕に包帯ぐるぐる巻きにして飛影ぶるのが正解でしょうか……?
しかしわたしの痣はまったく龍のかたちには似ていないし、色も黒くないのでリアリティーに欠けるのです……
(リアリティーとは