先週くらいまでずっと深夜にやってたNHKの『映像の世紀』観てました。
毎晩苦痛だったけど、結局7割くらいは視聴したかなぁ。
(寝落ちした日もあった)
『映像の世紀』は観るといつも憂鬱になるんだけど、やってるのに気づくと観ずにはいられなくなっちゃうんだよね……
オリンピックも観つつ、過去も振り返りつつ、で、8月入ってから本1冊も読んでません。
うーん、テレビっ子だわ。
古い映像を見てると、そんな昔から映像(動画)ってあったんだ、と驚きます。
白黒で画素がわかりにくいからか、思いのほか鮮明に映ってるのです。
それはもう、残酷なほどに。
この『映像の世紀』、ふつうなら(ふだんなら?)地上波では放送しないだろうな、と思うような衝撃的な映像も、そのまんま流してます。
悲惨で救いがなくて痛い、差別だとか区別だとかの遥か彼方の非情な事実を。
歴史になりつつある過去だから、記録としてまとめられたのだと思います。
それでも、この映像をまとめて、こういう作品に仕上げた人たちには敬意を表したい。
きっと、たやすい仕事ではなかったはず。
逆風と重圧があったと思う。
それでも、やり遂げた。
志や使命感があって、だと思います。
おかげでわたしはあの凄い映像を受け取れる。
ありがたい。
そういうことも含め、個々の人間の崇高さ、卑怯さ、いろんなものを感じます。
きっと、今も、今現在も起きているんだろうな。
そう思いながら観ていました。
どこで、というんじゃないけれども。
災害と疫病と環境変化と、迫害、難民、侵攻……
金メダルの歓喜と同時に、地球のどこかで起こっているんだろうな。
どこか、っていうか、日本でも、医療現場はそうなんだろうと思う。
現在進行形の残酷な事実。
大事なことは、はっきり言えないから。
心ある誰かが、この時期に『映像の世紀』を流そう、と思ったのかな?
終戦記念日
『火垂るの墓』
名作だと思うけど、観るのがしんどい。
もう10年くらいちゃんと観てないと思う。
戦争体験談、聞いたことある?
ちょっとだけ。
大叔父が南方に行ってたときの話をしていたの、くらいかな。
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