でっかいおっさんの記事で「穴あきストッキング」が紹介されていて、懐かしい記憶が蘇ってきました。
パンティーストッキング(略してパンスト)は蒸れるし脱ぎ着がめんどくさくて困るよね、っていう女性にしかわからない悩みの話です。
むかーし昔、若かりし頃、わたしの密やかな趣味は下着でした。
見せる相手がいなかったあの頃、見せないからこそ趣味全開で下着を買っていました。
両脇で紐を結ぶ紐パンティー
ガーターベルト
ガーターベルト用ストッキング
Tバックパンティー
ボクサーパンツ
総レェス機能性ゼロブラジャー
フロントホックブラジャー
ペチコート
コルセット
編み上げビスチェ
テディ
ベビードール
興味のない方には耳慣れない用語ばかりだと思いますが、それが趣味っていうものです。
体形補正系(ボディースーツなど)には無関心だったので、専ら美しさ可愛らしさで購入しておりました。
装着するよりは眺めてニヤニヤしてました。
なぜかというと、気分的な自己満足を除けば、実用に適していなかったから……!!!
ガーターベルトと吊りストッキングなんて、装着はめんどくさいわレースや留め具は汗で痒くなるわちょっとした衝撃で外れるわでなんにも使いやすくない!
ストッキングの上からパンツがはけてパンツの脱着がしやすいことと下半身がスースーして涼しいくらいしかメリットがない!
でっかいおっさんの記事で紹介されていた「穴あきストッキング」は実に賢い先進的ストッキングだなあと技術の進歩に瞠目するばかりです。
ぱんつのラインがスカートやズボンに響かないことで有能とされているTバックぱんつもSiriやオマタに食い込んで痛かったし、そもそもラインが気になるほどピタっとしたタイトスカートとかわたし履いてなかったわっていう。
フリル3段重ねペチコートも暑いわ上に着る服の選択肢がほぼゼロだわで家の中でしか着用できないシロモノ。コルセットもビスチェもどこで着けるんだっつの。フランス貴族かよ。
ヒラヒラしたペチコートもホールド力ゼロのノンワイヤー総レースブラジャーも以下同。
実用性皆無な下着でした。
結局ふつうの形のダサいでかパンがいちばんしっくりきますね。
ガーターベルト、不便なのはわかりきっていたのにどうしても買ってみたかったのはシティーハンター の野上冴子の影響は否めない。
北条司作 シティーハンター 妖艶な刑事野上冴子
ナイフ装備できるタイプのガーターベルトは見つけられなかったけどね。
最近のわたしはおしゃれ下着はおろかパンストすら履きません。最後にはいたのはおそらく法事。黒ストッキング。
荒野をおもわせるガサガサのかかとで一回で伝線しました。