サクサク人数が減っていく。
第9話はちいさな恋のお話…(?)
団地組と山の手組の争いは世紀末覇者ムグルマ擁する団地組の勝利。
しかし団地組も一枚岩ではない。
生き残りサバイバルゲームでの命題、「強い奴は味方として保持したい。しかし最後まで生き残られてラストバトルの相手になられたら困る」問題。
テレビ番組『戦闘中』でも格闘家やアスリートの強者は途中までは心強い味方なんだけど、結局最後の1人しか生き残れないなら、途中で脱落してもらわないと困るんだよね。
できれば強者2人が戦って相打ちしてくれるのが望ましいんだけども、そうでない場合は弱者が多数で囲んで多勢に無勢作戦で滅多打ちにするしかない。
しかしやはりというかなんというか、雑魚が何人集まっても拳王さまは倒せないよね。
ムグルマがラオウみたいになっちゃってるんで、モブキャラは手も足も出せません。むごい。
「そんなの残酷すぎるじゃないか」
安定のイチノセ節が冴え渡ります。
いやあ、綺麗事ばかりすらすら出てきますなあ。
こっそり逃げ道を隠れ進む道中のセリフだと思うとさらに味わい深いイチノセ語録。
狂っちまったこの世界から、あの夏の日へフライアウェイ……
幼馴染ふたりの美しすぎる異世界転生。
イガラシさんとゴダイくんが実はこの水底から宇宙船のどこか安全圏にうまく移動した……なんていう奇跡があったらいいのになあ。
怒れるヤハタくん。
ですよね〜