団子の回でした。
平和で豊かだった太守さまの治めていた頃の今川領で、笑いさざめき食べたお団子。
絶望的な戦を前にして、引間城下で団子を買い食いするお田鶴さま。
夫を密告して死にいたらしめ、幼馴染瀬名の夫と陣を構える。
お田鶴さまにとって、間違っているのは夫や家康、今川を攻め滅ぼそうとする織田や武田なのだろう。
みんな笑っていた。幸せだった。完璧だったのに。
なぜ、わからぬのか。
今川の世が終わるなんて、信じたくないし、認めたくない。
理屈じゃないんだろうな。
足し算引き算じゃないんだろうな。
そういうことってあるんだろうな。
家康〜!
後ろ後ろー!!
ナム猫かわいい……
ゴツくてデカくて強いお坊さん(信玄入道)がお茶と団子を携えて登場。
妻が栗好きなこともバレてるし、樹上にもいろいろいるし(調査兵団かな?)、なんかもう色々筒抜けなのである。
家康が一個の半分弱をビクビクしながら齧ったあと、信玄が残りのぜんぶを頬張ったのが、今川領切り取りの未来を暗示している。