みなさんご存知のとおり、ガラスの仮面の世界の時空は歪んでいる。
よって、かの世界の時間の流れを把握するのは難しい。
月影先生の人生を辿ってみる。
孤児だった月影先生はかっぱらいをしていきていた。
7歳のとき尾崎一蓮に拾われ、育てられ、女優になる。
太平洋戦争勃発(1941年)、女優活動一時中止。年齢について言及されていないが成人しているように見える。
(1945年)東京大空襲のさい、一蓮をつれて逃げる。二十代後半くらいに見える。
終戦後、美人女優として活躍。
事故により失踪。
1976年、13歳のマヤに出会う。
1976年にマヤが13歳なのは確定。
この時点で月影先生はおいくつか?太平洋戦争の頃が20代と考えると、50代くらいの計算になる。
月影先生が7歳の頃の描写を見てみると、荒れてバラックが立ち並ぶ風景がある。
まるで戦争か災害の後のよう。
そこで歴史年表を振り返ってみると、1923年、関東大震災がおきている。
たとえばその翌年あたりに7歳だったとしたら、1924年で7歳。
1945年の東京大空襲の時点では28歳。
マヤに出会った1976年には59歳となる。
外見にもあっているような気がする。
では、ガラスの仮面連載スタート時点ではこうなる。
北島マヤ 13歳
姫川亜弓 13歳
速水真澄 24歳(マヤより11歳年上だからね)
桜小路優 16歳
水無月さやか 14歳
春日泰子 16歳
沢渡美奈 16歳
青木麗 17歳
月影千草 59歳(仮定。もう少し若いかも)
その後、現実の世界とは違う時間が流れていくが、北島マヤは進級進学している。
スタート時点、中学一年生。
若草物語、中学二年生。
嵐が丘、中学三年生。
奇跡の人、高校一年生。
天の輝き、高校二年生。
愛しのオランピア、高校三年生。
聖さんを通じて紫のバラのひとに進学はしない、とはっきり告げて女優一本になる。
真夏の夜の夢~ふたりの王女、19歳。
ふたりの王女~プラネタリウムデート、19歳~20歳。
忘れられた荒野、20歳~21歳。
紅天女試演、21歳~
現実の時間の流れはともかく、ガラかめ世界では月影先生が面をつけて紅天女を演じた時からまだ一年経っていない。
つまり、連載スタートしてから8年しか経過していない。
だからマヤは(現在の最新刊49巻において)、21歳。
真澄さまは11歳上の、32歳。
月影先生は67歳くらい。
時空が歪まなかったとしたら、スマホを操っている49巻(2012年)時点の年齢は…
北島マヤ、49歳。
速水真澄、60歳。
月影先生、95歳。
うおぉおお…マジか。
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ガラスの仮面の登場人物たちの年齢って何歳か検証してみた。
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