ふと思い出して西村寿行作品の記事を書きまくった。
しかし、実は彼の作品を読み漁ったのはずいぶん昔。
内容はうっすら覚えてるけどタイトルが思い出せないものも多い。
けっこう多作の作家さんなので手当たり次第に読んでたどり着く気もしない。
とくに気になってるのが下記2作品。
全裸の女性が木に吊るされて陰毛が風にそよぎ、それを見た男が美人もああなっては女の価値がない、と思うお話。
王子や王女がまとめてどこかの軍に蹂躙されるお話。(王子はお尻を拡張される)
西村寿行といえば、男女御構い無しに後ろから犯しまくる作風。後背位大好き。
白く盛り上がった人妻のうつくしいお尻が大正義。
はちきれそうに張り出したジーパンのお尻とかね。
西村寿行はおっぱい派じゃなくてお尻派なんだろうな。
お尻の描写で筆が唸ること!
女性や子どもの人権はない。
基本、攫われて監禁されて強姦される。
無茶苦茶だけど、迫力でおしきられる。
「~さま」呼びも面白い。
「主さま」「男根さま」「ああ男さま」「先生さま」「少年さま」などなど。
凄惨な内容でもなんか笑ってしまう。
泥臭くて汗臭くて精力的で暴力的。
おとなしい穏やかな人間は圧倒的な暴力をふるわれ、徹底的に虐げられる。
暴力をふるうのは人間だけではなく、動物(猿、いぬ、鼠など)や自然環境のときも。
そこから怒りをもって立ち上がって雄々しく生き抜くバージョンと、やられっぱなしバージョンがある。
荒唐無稽だけど、突き抜けているから面白い。
「君よ憤怒の河を渉れ」が一番有名。
高倉健主演で映画化もされている。
これはエロくない。ハードボイルド。
小説版はふんぬ。映画版はふんど。
と読みが違う。
追記:
自己解決しました。
忘れてたけど、女性が木に逆さ吊りされたのは人類法廷のワンシーンでした。
静江ですね。
あともうひとつはなんだったかな…