ブログネタ:ラッセンとゴッホどっちが好き? 参加中
私はゴッホ派!
ラッセンの絵が嫌いなわけじゃないけど、ラッセンのイメージってぼったくりバーみたいなんだよね。しかも意識高いかんじの。
無料でちょっと眺めに来て~ってフランクに呼びかけられて、うん十万が今だけうん万にプライスダウン!今だけ!お得!オシャレ!アーティスティック!イルカ!クジラ!海!宇宙!癒し!自然!…みたいな。
ロハスでスピリチュアルでナチュラルで…お素敵でゲップがでそうですわ。
そりゃ、海と地球と月とイルカだもん。
綺麗だとは思うよ。
でもね、なんかね、この文句が言えないかんじが痒い。
ラッセン、絶対にクジラの肉なんか食べないんだろうな。
捕鯨反対運動もしちゃってたりして。
対して、ゴッホは癒しとは正反対。
絵からもその異常さが滲み出ている。
美術の教科書の小さな印刷からですら、迫ってくる。
小学生のときに見た星月夜。
美しい。
美しいのだけど、同時に不安にもさせられ、心がざわめいた。
わけもわからずクレヨンや色鉛筆で模写したり、ゴッホっぽくグルグル描いてみたりした。
今もゴッホの絵を見ると落ち着かない。
ゴッホの絵は芸術作品で、ラッセンの絵は装飾品なのだと思う。
音楽だって、耳にするだけで手が止まってしまうようなものはBGMには向かない。