真田家がどれだけ主流が読めていなかったか、時代のど真ん中から外れていたかがわかる回。

真田昌幸・信繁組と真田信之がガチで血で血を洗う戦にならぬよう、三十郎が内通者の役目に。真田はひとつ。とは言うものの、これが源次郎様とのとわの別れとなるやもしれない… 三十郎の真っ赤に充血した目。鉛をのみこむように平伏する姿。個人的にはこの回の最高の場面でした。
それとは別のベクトルで最高だったのが昌幸パパの

やったー!!
からの

……えー…終わっちゃった…?しかも、豊臣負け…
の、顔芸。
黒田官兵衛思い出すよね。
大河ファンなら官兵衛も見たでしょ?
官兵衛も天下分けめの合戦がこんなに短期間(半日)で終わるとは読みきれなくて、天下取りレースから脱落しちゃってた。
やる気満々、準備万端だったハズ…の、豊臣方がまさかねえ…
負けるにしても、もうちょっと粘るでしょ。
そう思うよね。
さあ、いよいよ関ヶ原!
天下分けめの大戦だ!!


その戦が、1分弱でハイ終了〜!
でも、きっと当時の人たちの感覚では、半日で決した戦は、現代の我々からしたら1分弱くらいで終わっちゃったみたいなもんだったと思う。
新幹線も飛行機も自動車も、自転車すらない時代。
インターネットどころか手紙を送るのもタイヘンな時代。
サスケが宴会で一報を伝えたときの驚き。
サスケの気配に、浮かれ気分からいち早く気づいた信繁。
うん、戦シーンは無かったけど、良かった。