Quantcast
Channel: [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4493

真田丸36回「勝負」三十郎の涙

$
0
0

真田家がどれだけ主流が読めていなかったか、時代のど真ん中から外れていたかがわかる回。

 

真田昌幸・信繁組と真田信之がガチで血で血を洗う戦にならぬよう、三十郎が内通者の役目に。真田はひとつ。とは言うものの、これが源次郎様とのとわの別れとなるやもしれない… 三十郎の真っ赤に充血した目。鉛をのみこむように平伏する姿。個人的にはこの回の最高の場面でした。

 

それとは別のベクトルで最高だったのが昌幸パパの

やったー!!

からの

……えー…終わっちゃった…?しかも、豊臣負け…

の、顔芸。

 

黒田官兵衛思い出すよね。

大河ファンなら官兵衛も見たでしょ?

官兵衛も天下分けめの合戦がこんなに短期間(半日)で終わるとは読みきれなくて、天下取りレースから脱落しちゃってた。

 

やる気満々、準備万端だったハズ…の、豊臣方がまさかねえ…

負けるにしても、もうちょっと粘るでしょ。

 

そう思うよね。

さあ、いよいよ関ヶ原!

天下分けめの大戦だ!!

 

その戦が、1分弱でハイ終了〜!

 

でも、きっと当時の人たちの感覚では、半日で決した戦は、現代の我々からしたら1分弱くらいで終わっちゃったみたいなもんだったと思う。

新幹線も飛行機も自動車も、自転車すらない時代。

インターネットどころか手紙を送るのもタイヘンな時代。

 

サスケが宴会で一報を伝えたときの驚き。

サスケの気配に、浮かれ気分からいち早く気づいた信繁。

 

うん、戦シーンは無かったけど、良かった。

 

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4493

Trending Articles