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Channel: [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]
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だんなデスノートvs.うちの旦那が素敵

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ネットの闇を具現化したサイト、

だんなデスノート(閲覧注意)っていうところがあるんだって。ご存知?

夫への不満をぶちまける愚痴吐き場で、匿名掲示板。

 

まとめサイトの紹介記事を読んだだけでビビったわたしは本家サイトには足を踏み入れてない……そのくらい怨念渦巻くサイト…覚悟なき者は近寄るべからず…

 

 

そしてそんな闇に対抗してつくられたのが、

俺の嫁が可愛い

嫁デスノートじゃなくて妻を褒めるサイトをつくっちゃおう!って発想が美しいね。

 

 

 

 

 

(ただしサイト創設者は未婚…嫁が居ないっていう……)

 

 

 

で、そこからさらに、旦那を褒める版の要望があって創設されたのが、

うちの旦那が素敵 。

 

 

 

のろけサイトはどちらもちょこっと読んでみた。

 

ただのろけてる「うちの旦那が素敵」よりエピソード形式の多い「俺の嫁が可愛い」のほうが読み物として楽しい。

 

妻が夫を褒めるときはエピソードより「仕事を頑張ってくれてありがたい」「まじめ」「子どもをよく世話してくれる」って感じで、具体的な物語がない。

 

 

なんでかな?

ブログを周遊していると、女性ブロガーでも男性ブロガーでも、面白さに性差は感じないんだけどね〜

惚気話はなぜか女側より男側のほうが面白い。

 

 

それはそれとして。

悪口も惚気も、どっちも楽しい。

 

人の不幸は蜜の味、とも言うしね。

ゴシップネタ、うわさばなし、陰口…ワイドショーや週刊誌が人気なのも、匿名掲示板が盛況なのも、他人を貶したいっていう暗い悦楽あればこそ。

 

他人を罵る快感っていうのはある。

やりすぎると顔が醜く歪みそうだけど。

 

褒める、讃える…そういう喜びだってある。

美点をみつけたい。感謝したい。

尊敬し、敬愛し、その良さを喧伝したい。

好きなことを伝えたい、広めたい、良さをわかってもらいたい。

 

どちらの感情もある。

 

その時々で、闇に堕ちたり、光に導かれたりする。

 

 

サイト利用者の素顔はわからないけど、きっと、ずーっと嫌いで憎んでいるだけじゃないだろうし、ずーっといちゃいちゃラブラブでもないと思うんだよね。

 

良い時も悪い時もある。

 

 

できれば良い時が多ければいいと思う。

 

離婚しないってことは、比率はどうあれ、夫婦やってるんだもんね。

 

どうせならのろけサイトが盛り上がればいいと思うけど、幸せっていちいち言わなくても幸せだからなぁ〜

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに。

 

ドス黒い悪の発想で嫁デスノートを検索したけど発見できなかった。

腐れ根性ですまぬ…すまぬ……

 

 

 

 

 

 

 

 


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