『二通の手紙』『混入』『ランチブッフェ』『電脳蜃気楼』『やくそく』『山の子』の六編からなる短編集
『二通の手紙』
離婚して一人暮らしの家に届いた過去からの手紙。
男性的だなあ、という印象。
『混入』
農薬の話。
ショートミステリーのような雰囲気だけど謎解きが腑に落ちない。
『ランチブッフェ』
女のドロドロがかきたかったのかな?うまくいってない。
『電脳蜃気楼』
ちぐはぐ。
株の詐欺話と政権支持率を絡める必要性を感じない。
特定の政治家を想定して貶める悪意を感じた。
『やくそく』
不快極まりない小説。
感情を動かす、という意味では最もインパクトがあった。
『山の子』
過去と現在が交錯する。
お社のざわざわする闇に蛍光ボール。
好きな掌編。
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