尾籠な話です。
そして女性の月のものの話題です。
そういうの苦手〜っという方は閲覧注意。
(注意しました。続きを読むのは自己責任でお願いします)
わたくし、もうずっと生理不順です。
順調だった時代がありません。
28日周期?なにそれ?周期って?というノリです。
来ないときはずっと来ないし、来たら帰ってくれない。
月のお客さんという言い方がありますが、うちのお客さんはかなり自由……
来ない月もあれば、二度やって来ることもあります。
たいていの場合は長居しがちで、一回来たらなかなか帰ってくれません。
ゼイタク者で、ふわふわの座布団を大量に要求してくるし、それだけで済まないこともしばしば。
このお客さんには過去何度も痛い目にあっていて、それらの思い出はわたしの少女時代を赤黒く染め上げています。
病院に行ったら?という意見もあると思います。
もちろん行きました。
最初は中学生時代に母親に連れられて。
子どもだったので内診はされなかったのですが、それでも恥ずかしい体験でした。
その時は「成長過程だからね。大人になったらちゃんとするよ」と言われて終了。
いっこうに良くなる気配がないので成人してからも行きました。
初、内診。
そりゃもう心臓ばくばくしましたが、いつかは子どもが産みたいという希望もあったので検査大事!と思ったわけです。
20代半ばくらいだったかな。
黄体ホルモンがどうのこうので
多嚢胞性卵巣症候群(polycystic ovary syndrome : PCOS)
という状態だと言われました。
詳しい医療知識は無いけど、要するに普通は卵子が一個ずつ定期的に「こんにちはー!」するのにわたしの卵子は数個がワーワーやって「今月は気分がノらないからやめとくわ〜」「あたしもー」とかやってるらしい。
本体(わたし)に似ていいかげんだな……
でもまあ、わりとこの症状のひとはいるらしいです。
ホルモンバランスくずれてるひと、けっこういるんだって。
かといって、他にも大勢いるからって自分の体調が良くなるわけでもなく。
(めんどくさいけど)基礎体温つけたり、周期を安定させるためのお薬を処方されたりしてました。クロミッドとかいったっけ。忘れた。何種類かのんだ。
その後、なんやかんやで結婚しまして、子どもが欲しいなーと思ったときも相変わらずのフリーダムお客さん状態。
危険日?安全日?予定日?なにそれ?
家族計画(子づくりの婉曲表現)は来客予定に合わせて日にちを予測するのですが、完全アットランダムなウチのお客さんの予定なんかわかるはずもなく。
独身のときは周期を安定させるためにのんでいたお薬を、タイミングを合わせるために服用するようになったのでした。
(いわゆるタイミング法 ホルモン治療っていうんですかね)
そんなこんなで子どももできて今やすっかりアラフォーなのですが、相変わらず不順です。
つまり、薬を飲んでいる間しかちゃんと来ない。
やめたら元の木阿弥。
妊娠したときも出産したときも「妊娠出産で体質が変わることも多いから(安定するかも)」と言われましたが、まったくそんなことはなく。
数ヶ月来ないと「ひょっとしてもうアガっちゃった?」と思う。
(けど、まだ来てる)
そして来るときは昼でも夜用。
夜なんて超熟睡とか超安心なヤツ、ヤバすぎるときはオムツタイプ、それに栓タイプ(言い方……)も併用する重装備。
過去の失敗がわたしを成長させたのだ……
荒野でも気を抜かない孤独なガンマンのように神経を尖らせて過ごす数日間。(数日で終わるとは言っていない)
そんな歴戦の兵士なのに、今日もおパンツとズボンを洗っています。
被害がこれだけで済んで良かったと思うべきなのか。
油断はしていなかったはずなのに。
お客さんの攻撃力は健在なのでした。