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全巻読破した漫画や小説て何万冊だろう
全巻持っている漫画や小説を振り返ってみて、あまりの物量にクラクラしてきた。
買ったものだけでどれだけあるんだ……
売ったり捨てたりしたものは記事に載せてないのに(白目
買わないで図書館や漫画喫茶や立ち読みで読んだ本もあわせたら、一巻完結ものもあわせたら、いったい何冊読んできたんだろう?
静かなるドンもキングダムも東京グールも…買ってないけど読んだ本もいっぱいある。
篠原千絵の著作は友達が集めてたからほとんどその子の家で読んだ。
今もまだたまに友達と漫画や本の貸し借りをする。
ダイの大冒険やあだち充はダンナが集めてた。高橋留美子も。
このへんの、自分で選んだわけじゃない本はほとんど記事にしてないな。
自分で買った本すら一部しか書いてないからな…
漫画も小説も気に入ったら著者買いしてしまうので、それで増殖しちゃうんだよね。
勢いでがーっと集めちゃう。
多作の作家さんだとその人だけで何十冊になってしまう。
桐野夏生や藤本ひとみなんて多すぎて何を買ったのか覚えきれないわ。
林真理子も宮部みゆきも同じ本何度も買っちゃったわ。
菊地秀行や東野圭吾は多作すぎておっかけるのを諦めた。
いくら好きでも全部は無理。
漫画家は絵が変わって悲しくなる。
魔夜峰央もあしべゆうほも萩尾望都も日渡早紀も松本零士も昔の絵が好きだったよー!!!
とにかく何を読んだかわかるようにしないとダメだ。
やっぱり忘れちゃう。
うん。頑張って記事を書こう。決意も新たに。
炎舞う 細倉ゆたか
真珠姫 茶木ひろみ
ずっとちゃきひろみと読んでいた。
本当はさきひろみと読むらしい茶木ひろみ。
転生モノの漫画です。
許されぬ愛。身分違いの恋。
悲恋物語なんだけど、なぜかヒロインのあだ名が「お茶づけのり」
シリアス場面でも真顔で「お茶漬けのり」と語りかける松浦くん。
真面目な話するときは「紀子」でいいんじゃないの…?
レディーミツコ 大和和紀
かなり古いうえに愛蔵版とかになってなさそうなので、今から入手するのは難しいかも。
ミツコは、実在の人物です。
クーデンホーフ光子。公式には初の国際結婚した日本女性らしいです。
ゲランのミツコという香水のモデルでもあります。
下町の町娘がひょんなことでオーストリアの貴公子に見染められ、渡欧して結婚してしまう。が、差別され、そんななか頑張るけど唯一の頼りだった夫にまで先立たれ、必死で育てた子どもたちには教育ママと毛嫌いされ・・・って、たいへんな人生だよね。
時代は明治。
オーストリアは昔日の栄光は翳ろうもののまだハプスブルク家は健在で、日本は極東アジアでやっと近代化の産声をあげたばかり。
いくらなんでもそんなどこの馬の骨ともわからない女を、オーストリアの伯爵がよく自国に連れ帰ったものだと思う。オーストリアの親戚たちがこぞってミツコをやいのやいの言うのも頷ける。ミツコはよく耐えて子どもを育てたものだよ。やっぱり母はつよしってことなのかな。
ところでミツコの掌には本当に☆のあざがあったのだろうか?創作かなあ?

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夏にきいてくれ 西尚美
9月3日に投稿したなう
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スケ番天使さやかがゆく! 岡本ゆり
秋田書店発行の雑誌ひとみに連載していた漫画。
ひとみには「やさしい悪魔」や「レディ!!」など、けっこう好きな漫画があった。
「レディ!!」は『レディリン』と改題されてアニメ化もしたから観た人もいるかも?
主人公、仲村さやかは大人しくて可愛らしいフツーの女の子。
でも、実は魔糸を操るスケ番天使さやかだったのだ!というアクション漫画。
いろんな敵と戦うけど、その目的はBF(ボーイフレンド)を救うためである。
さやかは弱い子ぶりっこしているけどめちゃくちゃ強いからね。
邪馬台国っぽい邪馬都帝国がでてきたり謎の敵が現れたり、荒唐無稽。
ハチャメチャな展開は勢いがあって面白い。
これがりぼんやちゃおに載っていたら人気作としてもっと有名になっていたかもしれない。
スケ番とは言っても喧嘩が強いだけであんまり不良っぽくはない。
「スケ番刑事」の麻宮サキみたいに荒れた過去もない。
そのへんがスケ番とスケ番天使の違いなのか。
あたしかわいい女の子になる! 仲村さやかは超アウトロー時代の「あやとり魔糸のさやか」という名を捨てるつもりであった。心機一転、高校生活をスタート! しかしその目論見は謎の覆面グループによって打ち砕かれ…。女子高生バトル・ラブコメの傑作、第1巻(全7巻)!!
日の輪月の輪 西谷祥子
古代のどこか、まだ神とひとがともに生きていた時代。
月の輪比売と日の輪比売という美しいふたりの姉妹がいた。
姉の月の輪比売は美しく強いタイプ、妹の日の輪比売は明るくて優しいタイプ。
野心家の姉とおっとりした妹というと、これはもう妹が主役をはるパターンです。
もちろん謎の美青年も日の輪比売のほうに行っちゃう。
強いと思っていた姉よりも妹のほうが強いというのもおきまりのパターンです。
舞台は古代の日本らしいんだけど、なぜか他国の神様も登場。
目無し、口無し、耳無し、鼻無し、という神(妖怪?)との戦闘シーンもある。獅子の女神の子どもたちだったかな。エジプトかローマの神様。
神様がたくさんでてくるせいか、書き方に品があるからか、最後まで清浄な雰囲気が流れる稀有な作品です。
杏&影 結婚日記シリーズ 前原滋子
幼馴染の杏と影が結婚して生活するお話。
ふたりとその家族の人生を眺めている気分。
できちゃった婚で、高校生のうちに結婚してしまうというトンデモないカップルなんだけど、しっかり親や周囲に絞られるしふたりが苦労して頑張っていくので不思議と嫌悪感がわかない。
ちゃんと出産するし就職するし勉学に励む。
若いうちに結婚出産するので白い目で見られるし陰口も叩かれるけど、へこたれない。
卑屈にもならず明るく礼儀正しく努力して大人になっていくふたりをつい応援したくなってくる。
星くず 由似へ… シリーズ 大谷博子
アマテラス 美内すずえ
ムー大陸の姫君の生まれ変わりが主人公。
輪廻転生、宇宙、精神世界がぐるぐるしてます。
月影先生が急に魂の結びつきとか語り出した、あの雰囲気。
著者がアッチの世界に傾倒してしまったことがよくわかる。
ストーリーとしては日本の神様が出てきたり古代に遡ったりと楽しい。
ガラスの仮面のことを頭から振り払えば楽しめるんじゃないかな?
わたしは「美内先生ー!戻ってきてぇえー!」と思っちゃって没頭できなかった。
黒百合の系図 美内すずえ
ガラスの仮面以外の作品はたいていホラーか宇宙精神世界系という極端な美内すずえ。
これは土俗的な恐怖があります。
「黒百合の系図」というのは主人公の母方の家系のことで、母系に呪いがかけられています。
鬼姫さまに祟られているので母親が非業の死を遂げることになったんですね。
主人公の安希子は母親の故郷黒姫谷に行ってその因縁を断ち切ろうとするのですが、黒百合があらわれるたびに鬼姫さまもあらわれる。これが怖い。
黒百合が群生するところなんてぎゃー!ですよ。
「黒百合の系図」の他
「日本列島一万年」「みどりの仮面」の3作を収載。
「みどりの仮面」の主人公の名前はビアンカ。女海賊ではない。
妖鬼妃伝 美内すずえ
地下鉄と雛人形が怖くなる。
忘れ物を取りに行った友達が行方不明になるところから恐怖に巻き込まれていく。
デパートや地下鉄という普通の場所で、普通そうな大人が普通っぽくしているのが怖い。
人形が生きていたり、生きている人間が人形になったりって不気味。
いつも乗っている電車がありえない駅で停まるというのは、異界へ行く方法としてはポピュラーで夢が広がる、好きな装置。
わたしは妖鬼妃が憎めなかったので、あのままひっそりやっていけたら良かったのにって思ってた。
表題作の他「白い影法師」「みどりの炎」収録
ほんの偶然から降り立った地下鉄角宮駅。その駅に出入り口をもつ帝国堂デパートへ忘れものをとりにいったまま戻らず、怪死体となって発見された親友。秋本つばさは謎を解明しようと閉店後のデパートに潜入する。そこで彼女が見たものは──!? 霊能力者の九曜久秀の協力も得て、おそるべき謎の正体がしだいに明らかになるが……。千年もの長い時を生き続ける“妖鬼妃”とは!?
9月4日に投稿したなう
まみむめ見太郎 いがらしゆみこ

真美と夢芽は双子の姉妹。
ふたりが通う学校にはおかしな校則、曰く「バカール社のブラジャーを着けなければならない」があった。
下着くらい好きなものを着けたいふたりと反抗的な見太郎は反旗をひるがえすのだった。
というラブコメ。
むちゃくちゃだよね。
ちょっとエッチなラブコメが流行っていたのだろうか?
一応少女漫画なので「まいっちんぐマチコ先生」や「ハレンチ学園」のような下品さはない。
少年漫画のちょっとエッチなラブコメって読者が男の子だけあってエッチの方向が攻撃的なんだよね。
この作品では少女たちが成長していく過程で、ほんのり胸がふくらんできたり、からだつきが中性から女性っぽくなっていきます。
それで男の子はどぎまぎするし、女の子はとまどう。
だけどそんなとき、真美ちゃん夢芽ちゃんのママは「成長することは素敵なことよ。恥ずかしがらないで」と言ってくれる。ちなみにふたりのママは下着屋さんをやっている。
恥ずかしがらないでとは言っても小学生が下着のファッションショーをするのは如何なものか。
わぁー素敵!とか言ってる場合じゃない。
おませで好奇心が強くて積極的すぎる真美と、奥手で人みしりで消極的な夢芽はふたご。二人が転校してきた学校では、6年生の女子はバカール社のブラジャーを使うことが校則で決められていた!校則に反対する見太郎と、二人は協力することに…3人がくり広げるちょっとエッチな学園コメディー!!
あかずの間の死美人 森由岐子
ホラー漫画だけど、なんだかかわいそうな気になってくる。
というのも、主役は財閥の主の妻なんだけど、後妻なのね。
前妻が自殺して化けて出てくるんだけど、理由が哀しい。
主人公のさとみはさとみで自分と娘の香矢を守ろうと必死なんだけどさ。
真央子も哀れだし、怖いというよりせつない。
魔怪わらべ恐怖の家 森由岐子
これをホラー漫画といっていいのだろうか?
わたしはこの漫画以外で主人公が新興宗教の勧誘員という設定のお話を読んだことがない。
そして、メインテーマは
トイレをさがすこと
そんな話あるか?
ない!トイレがない!どこにもない!ほんとうにない!
って本気の真顔で困惑する新興宗教勧誘員。
これで何を怖がれというのか。
いや、確かにトイレが無かったら困るけどな!
そもそも一般のご家庭にトイレを借りようとするな。
知らない他人にトイレなんか貸したくないわ。
公園かお店のトイレに行きなされ。
と、ツッコミどころは尽きない。
しかもこの主人公、住人に断られてるのに勝手に侵入するからね。
お前が怖いわ。
宗教勧誘員のあずさは、新興住宅地のとある家を訪れ、布教活動を行う。そのうち、あずさはトイレに行きたくなり、その家でトイレを借りようとするが、住人によって拒否されてしまう。我慢できなくなったあずさは、強引に家の中に上がり込み、勝手にトイレを探し始めるが、その家にはトイレどころか、風呂場、台所さえも見当たらないのだった――。