わたしってべらぼうに影響されやすい女。
お店で隣の人が食べているものは特別美味しそうに見えるし、
今だけ!
数量限定!
地域限定!
元祖!
老舗!
ニューオープン!
全部グッとくる。
そんなわたし、マツコのおススメにも弱い。
先日放送された『マツコの知らない世界』で老舗和菓子店が紹介されていて、その中でも最もマツコデラックスが情熱を傾けてお話していた、虎屋の羊羹。
とらや、か……
思い出せないくらい昔、実家にいた頃…
たぶん、子どもの頃…
あの虎柄の紙袋に入っていた羊羹。
地味でどっしりしていて、まったく興味を覚えなかったなあ。
子どもの頃はおやつといえばポテトチップが至高(今も大好き)で、スイーツといえばチーズケーキ!
和菓子ならこしあんのじょうようまんじゅう(別名葬式まんじゅう。こしあんを薄い白い皮で包んだシンプルなもの)が好きだった。
が、古くから愛され続けている古典。
マツコも絶賛の、虎屋の羊羹。
原点にして頂点。
食べたーい!
折良く東京に出張の夫にリクエスト。
東京土産に虎屋の羊羹!
ちゃんと買ってきてくれました。
こちらが虎屋の羊羹「夜の梅」でございます。
一本、4000円。
え?
羊羹が!?
びっくりするよね。
普通なら3本買える。しかもけっこう美味しいのが。
中は半分サイズで小包装されております。
これで2000円ぶん!
畏れおののきながら開封し、切り分けます。
さっきのさらに4分の1。
これで500円ぶん!
一切れ250円相当ですよ!
(しつこい)
夜の梅(羊羹の闇に浮かぶあずきの粒で表現された梅)
ちゃんと見えておりますでしょうか。
実食!
食べてみると、濃厚。
深くしっかりとした甘み、旨味。
イメージ通りずっしりと充実した密度。
なのに甘さがくどくない。すっごく甘いのにベチャッとした甘さじゃない。濃いのにしつこくない。上品!だけどずっと味が残る。
いやぁ。
うん。
おいしいわ。
さすがでございます。
さすがの一品。
ちなみにふた切れで250キロカロリー。
カロリーも重量級。
ついでにもう一つ。
シュガーバターサンド。
上野限定パンダバージョンです。
パンダのシュガーバターサンドの木。
かわいい。
味は普通のシュガーバターサンドです。
これも安定の美味しさよね。