何回見せる気だ、カリオストロの城。
じゃあ見なけりゃいいじゃんって言ってもね、見始めると面白いんですよ。
ナウシカ、ラピュタ、カリオストロの城。
きっと100回放送しても見ちゃうやつ。
見るとやっぱり面白いやつ。
不思議と飽きないよね。
で、見るといつもミートボールスパゲッティが食べたくなる。
あれ再現してるブロガーさんいっぱいいるよね。
ミートソーススパゲッティにミートボールも混ぜればいいんだもんね。
真似したいなあ、と思いつつまだ作ったことない。
あれは次元とルパンが取り合って食べるのがいいんだよね。
クラリスはおじさまにほのかな恋心を抱く。
ルパンもクラリスを憎からず思ってる。
それはお互いにわかってるし、周りもわかってる。
でも、一線は越えない。
手を取り合って走る。
だき抱えてジャンプ。
お姫様だっこ。
でも、クラリスに告白されたとき、ルパンはクラリスの背に回した腕を…
我慢する。
クラリスが目を閉じても、口付けはおでこに……
これがね、大人の男のあるべき姿だと思うのです。
若く美しく、思いを捧げてくれる少女。
そりゃもう魅力的。
可愛いいい子なんです。
食べちゃいたいくらい素敵な女の子なんです。
そんなのね。
手を出したいよ!
キスしたいし抱きたいよ!
そうだと思うよ。
おっさんだってあわよくば、可愛い女の子に……ってさ。
でもね、そこでやせ我慢するんです。
だって、自分は「おじさま」だから。
お姫様と泥棒ってだけなら恋人になっちゃうと思う。
でも、おじさまだからね。
クラリスはまだほんの小娘なんですよ。
可愛い素敵な子で、まっさらな。
世の中のことなんて何も知らない少女なんです。
おじさまへの憧れも愛も、無垢で無知な少女だからこそってところもある。
それをおじさまであるルパンはわかってる。
手折るのは簡単すぎるくらい簡単な、可憐な花。
だからこそやせ我慢する。
クラリスのために。
クラリス以外はみんな大人だから、大人の発言をするんですよね。
不二子ちゃんも、次元も。
あぶないわよ。
残ってもいいんだぜ。
でもね、ルパンがそうはしないからこその、大人の発言なんだよねーー
うん。
やっぱり、手を出せるのに出さないのが大人だと思う。
やせ我慢は美しい。